2016年2月19日
クラスリポート〜瞑想〜

月に1回クラスをさせて頂いている井荻の「みんなの学校」での一コマです。
その日は小学1年生から3年生の16名の子どもたちがヨガを体験してくれました。そろそろヨガの瞑想をみんなに体験してほしいなと思っていたので今日のテーマは「気持ち」いろんな表情のお面をみんなで見ながら話し合います。

怒った顔、笑った顔、至福の顔、しょんぼりの顔、、見ながら
それはどんな時かどんな気持ちか話し合いました。image

例えば、悲しい顔のお面『今日こんな気持ちになった人いる?』
はーい!はーい!みんなそれぞれに答えてくれます。

「遊んでたら転んで、痛かったの。そしたら誰かがダセーって言った〜」
まあ!痛い上に傷ついちゃったね。。

「いつも大体こんな気持ちの時が多いよ。でも今日は普通かな。」とっても気になるお返事です。でも、自分の気持ちを感じることができているのですね。

では『どんな時こんな気持ちになる?』の質問には
「嫌なことを言われた時」「テストで点数が悪かった時」「ママに怒られた時」「友達とケンカした時」そうだよね、悲しいよね。

そして私が知りたかったのはそんな時、自分でどう対処しているのかということ。『ずっとこんな気持ちは嫌だよね。じゃ、こんな気持ちの時はどうやって普通の自分に戻すの?』また色々それぞれに答えてくれました。
「友達と遊んで忘れる!」「ママにぎゅうしてもらう」可愛いですね。もうすでに色んな対処法を得ている子もいます。

そんな悲しい時、ストレスがたまっている時、怒っている時、元気じゃない時、、ヨガの呼吸法が効果的なこと、そしてヨガの瞑想がとても役に立つことを学んでいきます。

1秒たりともじっとしていられない、黙っているのが困難な子どもたち。笑
ここで瞑想の初体験です♪( ´▽`)
どうなるかな…大丈夫かな…私の不安をよそに、

目を閉じています!口を閉じています!背中もピンとしていて格好も良いです!
よし、できそうですね

「自分の呼吸の音を聞きましょう」
「心が落ち着いていくのを感じましょう」
「自分を感じて」「自分のいのちを見てみましょう」
静かに…静かに…

前回のヨガクラスで走り回り、言葉も耳に入らなかった同じ子どもたちとは思えませんでした。笑

「では、ゆっくりと目を開けましょう」
目を開けた子どもたちのその、穏やかな顔、安心した表情。
私はおもわず拍手を送りました。
そして自分の瞑想がどうだったか、感想を聞きます。

「眠くなった」そうだね!笑

他には心が静かになったこと、なんか落ち着いた、色々出てきました。
そして私の気になっていた「自分のいのち」はどうだった?
感じれた?黙ってうなずく子が沢山いて思わず嬉しくなります。
いのちってわかるの?当然のように全員「分かるよ〜!!」
先生、何を今更?と言わんばかりに。また、大人のあたまで見ていたことを気付かされます。

そして、私の隣にずっといた女の子がそっと話してくれました。
自分のいのちが「笑ってた。喜んでた。」
これは、さっき「毎日悲しい気持ちが多い」って答えた女の子でした。

本当にヨガは偉大だと思う瞬間、私のモチベーションです。感動、Alive。

shanti.